乳・卵アレルギーでも楽しめた!熱海一泊二日旅行レポ ~後編~

旅行

先日、乳・卵アレルギーを持つ夫と、熱海に一泊二日の旅行へ行ってきました。

前編では來宮神社や熱海銀座商店街のグルメをご紹介しました。

後編では宿泊した亀の井ホテル 熱海、2日目の釣り体験・釣った魚を食べられるお店など、アレルギーがあっても楽しめた旅の内容をご紹介します。

亀の井ホテル 熱海

施設について

2025年3月にリニューアルオープンしたホテルで、絶対に綺麗だろうということでこのホテルに決めました。古めのホテルに泊まると、夫はくしゃみが止まらなくなるので、ホテルの綺麗さはとても大事です!

客室についているお風呂は昔のままのようで年季を感じましたが、基本的にどの施設も綺麗でした。

エレベーターホールにウォーターサーバが設置されていたのはお気に入りポイント!
海外のホテルではよく見かけるのですが、日本では珍しい気がします。

ウェルカムベビーのお宿にも認定されているようで、子供用にテーブルが低いビュッフェゾーンがあったり、プレイルームがあったりとキッズにも優しいお宿のようです!

ホテルで食べたもの

お着き菓子(客室に用意されているお菓子)

ホテルに到着して食物アレルギー持ちが気になるのは、このお着き菓子が食べられるかどうか…

亀の井ホテル 熱海に用意されていたのは、「あおさなのさ」というお煎餅でした。個包装には原材料が書かれていませんでしたが、ネットで調べたところ夫も食べられました!

原材料を楽天市場から引っ張ってきました(2025年6月時点)。

原材料:でん粉、えび、しょうゆ、砂糖、あおさ(ひとえぐさ)、酒、食塩、果糖ぶどう糖液糖、ごま油、酵母エキス、白ごま、黒ごま、水あめ、米粉(国産)、唐辛子、だし(かつお節、昆布、煮干、乾しいたけ)、鰹節エキス、ガーリックパウダー/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(抽出V.E)、膨張剤、甘味料(ステビア、スクラロース)、香料、(一部に小麦・大豆・さばを含む)

夕食ビュッフェ

懐石料理と迷いましたが、お寿司や浜焼きもあると聞いて、ビュッフェを選びました。
ビュッフェであれば、宿にアレルギーがある旨の電話しなくていいから楽ですね。

時々アレルギー表示がない(見辛い?)ものもありましたが、ほとんどはアイコンと文字でアレルギー情報が記載されていました。

夫が食べたもの(乳や卵を含まない):
海鮮サラダ3種類、お寿司、お刺身、浜焼き、刺身こんにゃく、胡麻豆腐、豚しゃぶ、ステーキ、焼きそば、炊き込みご飯、フルーツポンチ、フルーツ、ジュースなど

海鮮系の一部↓

常時和洋90種類以上のメニューが並んでいるので、食物アレルギーがある方にとっても選択肢が多いと思います。コンタミにはお気をつけて!

夜鳴き担々麺

21時過ぎにビュッフェと同じ会場で担々麺を食べることができます。

日替わりで3種類(白・赤・黒)あるようで、この日は白でした。

店員さんに確認してもらったところ、卵が含まれていたため主人は断念。私だけいただきました。

表立ってアレルゲン表示はされていませんが、店員さんに伺うと、裏からアレルゲン表を出してくれます。

ウェルカムドリンク

22時からはカウンター横のスペースが開放されて、無料でジュースやコーヒーを飲むことができます。紅茶もあったらよかったな。

朝食ビュッフェ

朝食も種類豊富なビュッフェでした。

夫が食べたもの(乳や卵を含まない):
ご飯、しらす、干物、焼きおにぎり、練り物、ちまき、ポテト、かき揚げ、さつまいもの天ぷら、フルーツポンチ、オレンジジュースなど

味噌汁にが含まれていたのが、夫には不満だったようです。夕食ビュッフェの豚汁もが含まれていました。このように大衆向けのレストランでは、汁物にが入っていることが多々あります。
私は、ほんだしを使っているためでは?と想像しているのですが、直接確認したことがないので、原因は定かではありません。

お持ち帰り用のカップが用意されていたので、紅茶を入れてお部屋にお持ち帰りしました。夫が飲んだブルーベリーのお茶はあまり美味しくなかったようですが、カモミールティーなどもあり種類が豊富でした!

熱海港海釣り施設

土曜日の10時前に伺いました。

貸し竿と餌のセットを1セット借りて、夫と交代で釣りをしました。2時間制で施設の方から簡単なレクチャーをしていただけます。
また、魚を持ち帰るための氷やクーラーボックスも販売されているので、手ぶらで行けます。

最初の前半はどんどんと釣れたのですが、後半は魚がかからず。
撒き餌をしすぎてお魚たちがお腹がいっぱいになってしまったのか、針にかからないように学習してしまったのか…
朝一が釣れやすいのかなとも思います。

結果、ネンブツダイ、タカベ、コアジが合わせて10匹ほど釣れました。写真では3匹ですが、下の方に沈んでいます笑

施設の方から、釣った魚を調理できるお店を紹介いただき、熱海駅近くにある「結」にお邪魔することにしました。

お魚たちを氷で冷やしながら、お店に向けていざ出発!

結(ユイ)

海釣り施設から車で10〜15分ほど。専用の駐車場はないため、熱海駅近くの市営駐車場に停めました。

海釣り施設の方から事前の連絡はしていただけていますが、予約ではないので列に並ぶ必要があります。
13時頃、10分ほど待って店内に入りました。

釣ったお魚についてどんな調理方法にするかを聞かれるので、衣にを使用していないかを確認の上、唐揚げをお願いしました。
10匹ほどで調理代は1,000円です。

加えて、定食か丼ものの注文が必要です。店員さんに直接原材料の確認はしませんでしたが、が入っていなさそうなものを注文しました。

釣ったお魚の唐揚げ

必要な下処理をして、カラッと揚げていただきました。自分たちで釣ったお魚なので、お味は格別…!

ネンブツダイ(手前のヒレが赤い魚)はタマゴを持っている個体もありました。

刺身3点盛り定食

夫は刺身定食を選択。

あら煮定食

私はあら煮定食を選択。写真からは想像がしにくいですが、あら煮のボリュームがすごいです。夫にも食べるのを手伝ってもらいました。

メニュー

MOA美術館

もう少し時間があったので、以前から目をつけていたMOA美術館へ。

ネットでは何やら怪しげな情報もありましたが、一般の観光客も多く、特に変わったところはありませんでした。

印象的なのは施設の作りです。急な坂の上に、壮大な建物が立っています。

有名な万華鏡も見ました。肉眼で見るとプロジェクションマッピング感がありますが、写真映えします。綺麗な光が揺らぐ、癒される空間でした。

メインエントランスは、人間国宝 室瀬和美氏が制作した高さ4メートルの漆塗りの扉です。「片身替(左右で色や模様が異なる仕立てをした着物)」をイメージしているとのこと!

人間国宝の展覧会が開催中だったので、他にも職人の様々な技を見ることができました。

和食屋さんや茶室も素敵な空間のようなので、また機会があれば来てみたいと思います。

最後に。

後編でもお腹いっぱい食べることができました。特に、釣った魚を食べるという経験は旅ならではでした。

海鮮が食べられるようであれば、ぜひ一度訪れてみてください!

※当ブログに記載している内容は、私たちの体験および公開時点の情報に基づいています。アレルギー対応の有無や使用原材料は変更される場合がありますので、必ず事前にご自身でご確認いただき、心配な点があればお店の方に直接お問い合わせください。

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